■ 風速 (秒速:m/秒)
風速は地上10mの高さにおける10分間の平均風速を表されています。
最大風速: 10分間平均風速の最大値。
瞬間風速: 3秒平均。
最大瞬間風速: 瞬間風速の最大値。
体感温度:風速1mごとに1℃くらい低く感じる。
100m走:10秒で走る人の場合、風速1mごとに0.1秒くらい変わる。
2m/秒未満
- 静穏 0.3m/秒未満
- 無風 1.4m/秒以下
2m/秒~5m/秒
- 通常
- 軟風 1.5m/秒~3.4m/秒
5m/秒~8m/秒
- 5m/秒: 傘はさせる。 自転車は風向きでペダルの重さが違う。 バイクは大きな影響ない。
- 6m/秒: 傘はさせるがさしにくい。 自転車ではバランスに注意が必要。
- 5.5m/秒~7.9m/秒 砂埃がたつ。 小さなごみや落ち葉が宙に舞う。「和風」
- 追い風8/秒m以上で飛行機は離着陸禁止。 横風の場合20m/秒。滑走路が濡れていたら更に弱い風でも禁止。 雨の時12m/秒でも欠航になる。 25m/秒で管制塔の避難命令が出る。
8m/秒~20m/秒
- かなり強いと感じる。
- 春一番など。
- 8.0m/秒~10.7m/秒 池の水面に波頭がたつ。「疾風」
- 10.8m/秒~13.8m/秒 傘はさしにくい。電線が唸る。木の大枝が揺れる。「雄風」
- 13.9m/秒~17.1m/秒 風に向かって歩きにくい。木全体が揺れる。「強風」
- 10m/秒~15m/秒 やや強い風。
- 15m/秒~20m/秒 強い風。
- 10m/秒以上でバイクは転倒する危険性が高い。
- 20m/秒以上で自動車の走行が困難になる。
- モノレールは15m/秒以上で注意運転、20m/秒以上で見合わせ、25m/秒以上で運転中止(大阪モノレール)
- 電車は、地上区間では、風速が30m/s以上(東西線は25m/s以上)の場合、運転を見合わせます(東京メトロ、JR西日本)
以下、YouTube 風速5m/秒、15m/秒、20m/秒 0:20~2:00頃まで。
20m以上
- 台風規模、防風。
- 傘をさすのが危ない。
- 20m/秒で立っているのが困難
- 風速に雨が加わると更に強さを増す。
- 20m/秒~30m/秒 非常に強い風、30m/秒~ 猛烈な風。 細い木は折れる。
- 20.8m/秒~24.4m/秒 人家にわずかな被害が起こる。
- 28.5m/秒~ 滅多に起こらない広い範囲の破壊を伴う。
- 20.8m/秒以上: 台風。
- 30m/秒以上: 走行中のトラック横転。
- 32.7m/秒以上: 強い台風。
- 43.8m/秒以上: 非常に強い台風。
- 54.1m/秒以上: 猛烈な台風。
- 瞬間風速40m/秒以上で何かにつかまっていないと立ってられない。 屋根瓦や看板が落下、飛散。
- 瞬間風速50m秒以上で、屋外は極めて危険。 樹木、電柱、ブロック塀倒れる。 家の壁が崩れた場合、家自体崩壊する場合ある。
■降雨量
1時間降水量、24時間降水量(=任意の24時間)、日降水量(=0時01分から24時まで)。
最大1時間降水量も任意の1時間。
(10分降水量や12時間降水量もあります。)
長い時間の断続的な雨の場合は、24時間単位の量の事が多い。 激しい雨の場合は1時間単位での量。 1時間天気予報の場合は1時間単位の量。
1m x 1mの箱に1時間で1.0mm~1.9mm溜まる事を、1時間当たりの降水量1mmと言います。 気象庁では、0.9までは切り捨てなので、0.9mmの場合も降水量は0mmとなります。
1時間 0mmも侮れない
- 気象庁の測定は、少数点切り捨てなので、実際は0.9mmの場合は0mmで表示されます。
- 0.5mmが傘をさすか迷う量なので、降水量予報が0mmでも濡れる可能性があります。
1時間 1mmは結構すごい
- 0.5mm 傘をさすか迷う量。
- 1~3mm : しとしと、小雨。
- 1mm、一般的に傘が必要。 ゴルフ、釣り、野球は大丈夫。 運動会は厳しい。
- 2mmで音を立てて降る。 本降り。 車からコンビニの入り口まで走っても濡れる。 ゴルフ、釣り、野球も厳しくなる。
- 3mmで道路に水溜まりが発生する。 弱いシャワー。
- 4mmでゴルフのラウンドは困難。 夕立。 自転車は雨合羽が必要。
- 5mm 短時間でも傘が必要。 駅など濡れて滑りやすい。
- 6mm 傘あっても雨宿りしたくなる。
- 8mm 地面からの跳ね返りで足元が濡れる。(10mmでなくここからの方が正しい。)
1m x 1mの箱に1時間で1mm溜まる量が降水量1mm。 これは1リットルになります。 人にかかる量は、人の面積を40cmx20cmとしたら、1時間1mmの降水量で80mlかかる事になります。 風があって、斜めに降ると雨が当たる面積が増えるので、もっと濡れますね。 しかも、天気予報の1mmというのは小数点以下切り捨てて1mmなので、1.9mmもあり得るので1.9mmx80ml=172mlが1時間に濡れる可能性がありますね。
1時間 10mm~20mm ザーザー、「やや強い雨」
- 地面からの跳ね返りで足元が濡れる。
1時間 20mm~30mm 大雨注意報、「強い雨」、どしゃ降り
- 傘をさしていても濡れる。
- 木造住宅の場合、寝ている人の半数くらいが気づく。
- ワイパーを速くしても見づらい。
- 側溝や小さな川があふれ小規模ながけ崩れが始まる。
1時間 30~50mm 「激しい雨」
- ゲリラ豪雨、激しい雨、バケツをひっくり返したように降る。道路が川の様になる。
- ハイドロプレーニング現象により、高速走行時にブレーキが効かなくなる。
1時間 40mm~80mm 大雨警報「非常に激しい雨」
- 50mm以上
- 傘は全く役に立たなくなる。
- 滝の様にゴーゴーと降り続く。
- 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。
- 車の運転は危険。 ワイパーは役に立たない。
- 寝ている人の半分くらい雨に気づく。
1時間 80mm~ 大雨警報「猛烈な雨」
- 行き苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じる。
- 大規模な災害発生の危険性が強く、厳重警戒が必要。
24時間単位
- 100mm以上 土砂災害の恐れあり
天気予報表現
- 時々:気象状態が断続的に続き、その断続時間が予報機関の1/2未満の場合。
- 一時:気象状態が連続的に続き、その継続時間が予報期間の1/4未満の場合。
- のち:予報期間内の前と後で天気が異なるときで、気象状態が後ろになる場合。
天気予報マーク
- 晴れマーク ・・・降水確率30%以下
- 曇りマーク ・・・降水確率40%
- 雨マーク ・・・降水確率50%以上
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