金融戦略 2025/10

私の考えもコロコロ変わりますが、2025年10月10日時点での考えです。 預金だけでは貧乏になるリスク大です。 

最も大きなのはインフレによる株高

それは

  1. マネタリーベース増加によるインフレ
  2. 円安のインフレ
  3. 海外物価高等へのからのインフレ
  4. 政府バラマキのインフレ

下は日銀のマネタリーベース金額推移です。 2013年から始まったアベノミクスでマネタリーベースを6倍にしました。 要は12年間で日本円の価値が1/6になったということです。 今は金融引き締めで減らそうとしているので徐々に減るとは思いますが、それでも過去の推移を見ても増え続けています。 政府は国の負債を減らすために、インフレにしようとしていることです。 例えば、GDPが600兆円で負債が1300兆円ならばGDPの約2.2倍ですが、5%のインフレで、20年間だと265%インフレになり、GDPが1592兆円となり、GDP比率は0.81倍になり、実質的に借金を減らしたことになります。 そして世界中の先進国含む国々はマネタリーベースで年5%増やしています。 要は世の中は5%近いインフレが続くことです。 世界はものの価格がどんどん上がる中、日本だけ上がらないということは、土地や会社など開幕られるので、日本の物価の最低でも同等で上がるでしょうね。 ということは銀行にある預金の価値は毎年約5%減るということです。 しかもこれはラッキーな場合です。

日本の政府は見返り政治で、日本の成長にはほとんど投資していません。 なのでソフトウェアの会社でも世界に名前が通っている会社は0です。 半導体チップの最先端のFPGAはほとんど米で、日本には1社もありません。 AIでも大規模生成AIでも日本が世界に出せている会社はゼロです。 これは、日本の企業の経営のやり方が、石橋叩いて渡らないとか、失敗を責めるとか、会議やパワポの資料を作って顧客価値は何も創造していないのに昇格するとか、空港での換金もアメリカ、シンガポール、韓国でも1人で対応しているが、日本は4人かかっている。 万博でもアプリがわかりにくいので、人をたくさん雇って対応している、など生産性は更新国より悪い状態です。 なので開発は遅い。 人件費などの固定費増え、先行投資額が小さい。 しかも政府は自分の票獲得の為に予算を使うようになっているので、政府からの支援もほとんどない。 しかも日本の企業は新しい技術の勉強もしていないし新しい事にチャレンジしないので、先ほど申し上げたように最近ITで世界で勝てるものは何もない。 この傾向はますます広がるのデジタル赤字は増えるでしょう。 しかもこんな日本に投資する人はいないので日本円はますますうられ、年5円程度の円安が進むでしょう。 30年後には$1=300円になると思います。 まあ10年政策金利差縮小で当面は変更多少遅れるとは思いますが、流れは変わらないと思います。 そこに来て、ゆとりや、働き改革や、海外では見ない何とかハラスメントばかり横行し、日本全体軟弱計画になり、更にグローバル競争力が減っている。 生産性が欧米の1/1.6〜1/2なのにも関わらず、労働時間もアメリカの2100時間に比べ、1700時間になっている。 これで円安が進まないわけがない。

なので上記のインフレ以外に円安のインフレが進みます。

更にもし台湾有事などで巻き込まれると、軍事費などでの借金が膨大に膨れ上がり、第二次世界大戦後も同様になり、日本はデフォルトをして、円の価値は1/200になり、同じことが起こる可能性がある。

高市さんが総裁になりました。 高市さんの政策もインフレを加速させます。

なので、一番良い事は。

1番は海外に外貨を持っておく

アメリカ、スイス、シンガポールなどの証券会社でインデックスETFや貴金属ETFなどを保有しておく。 これだとインフレに勝ちます。 それと30%くらいは生国債を保有しておくのも良いと思います。

それか銀行口座を持ち預金しておく。

ちなみに私は、海外口座を持っていません。なので戦争になった後、資産没収となったら終了となります。 しかし現地通貨もインフレによる価値の目減りは抑えられないので、現地金融資産額の7割を現地のETFで持っておくのがいいと思います。

2番目は貴金属保有

金とプラチナの地金を保有するのがいいですが、買えなければ金とプラチナの先物でなく現物保有型のETFを保有しておく。 因みに地金は相続税の対象にはなりますが金融資産としてカウントされません。 金を2000万円、現金1000万円持っていても、金融資産としては1000万円になります。

株はハイパーインフレになると、企業が材料費など調達できず製造できなく、販売できなくなるので、倒産して株が0円になる会社もあるでしょうし、復活してインフレに追いついてくる会社もあるでしょうが、回復には5年から10年かかるでしょう。 しかし貴金属はそのインフレにちかくすぐ上昇すると思います。 しかし一番早いのは為替なので外貨は非常に大事です。

私はプラチナが上がると思っていて、ETFはプラチナの方が多いです。 しかしプラチナは金に比べ流通量が低く、年間経費も高いので半々くらいがいいのかなと思っています。 金は買ったら一生売らないつもりで保有します。 ETFでもいいのですが、一番いいのは税金対策で20gの地金がベストと思います。 まあ買いに行くのも大変なのでETFとの両方がいいかなと思います。

3番目は後は株

株やインデックスのETFや投資信託は緩やかなインフレで一番効果が高いです。 インフレによる株高+企業成長による株高+企業からの配当によるリターンがあります。 なので20年以上保有すると過去400年の歴史で負けたことがありません。 株は1日などデイトレードではギャンブルと同じですが、10年以上保有すると期待値(平均して)100%のリターンが期待できます。(上記のように日本企業は生産性が悪く100%に届きませんが、世界の先進国では年7%、で10年で2倍が平均です。)  7%以下のインフレでは、通常上昇し続けるので、株を持っておくことは金融資産防衛に最も適しています。

ハイパーインフレになる可能性は、台湾有事などの戦争からの膨大な借金になる発生する可能性もありますし、政府の政策の失敗による財政悪化から世界での信用を失う事により日本円や国債が買われなくなると、USD1=3万円などになる可能性もあります。 すると物価も200倍ですが、他国では100万倍などもあったので十分ありえます。 しかしこの可能性は5%もないと思うので、上記の1、2で念の為、生き延びれる程度の防衛をしておき、後は株で資産成長させるのがいいと思います。

個別株とETF含む投資信託で30%、70%で、投資信託の海外比率は70%(オールカントリー、S&P500、新興国、インドなど)としておくと、どこの国がだめになっても世界中が潰れない限りある程度残せると思います。

投資信託には、更に防衛の意味もあります。 例えば家に強盗が入ってきても、株ならすぐ売れてしまいますが、1日では引き落とせません。 更に銀行預金は各銀行で1000万円か保証してくれませんが、株は証券会社が倒産しても全て保証されます。

4番目は米国債

国債は満期になると元本保証してくれる上に、毎年利子もつくので有利です。 しかしインフレ時に同じ元本が保証されてもインフレ分だけ価値が目減りします。 なので現金よりマシという程度です。 しかし日本の国債はだめです。 まず、インフレより金利が低い。 今後金利が上がるので満期までに売ろうとすると価格が下がる。 スーパー円安に負ける。の3点です。 米国債は、今後金利が下がるので、満期までに価格が上がります。 更にその間利子を受け取れます。 しかし米も借金が多いのでデフォルトになると、紙くずになる危険性もあります。 日本国債も、米紙幣、日本紙幣も同じです。

社債は元本保証してくれて金利も国債より高いのですが、その会社が倒産すると紙くずになります。 また満期までに業績が悪くなると、社債価格も暴落します。 それでも会社が持ちこたえていれば満期時に元本は保証されるので、私は買いませんが、少しなら買ってもいいかもしれません。

最後は現金

インフレ時代に一番弱い金融資産は現金です。 なので現金は今後の緩やかなインフレにも負けて、ハイパーインフレにも負けます。 なので定期預金などは最も負ける方法です。 定期預金に入れるなら、日本国債のほうが金利も高く10倍マシです。  しかし毎日の生活費やクレジットカードの引き落とし地黄引き落としや結婚式や医療費など急な出費に対応する為にある程度普通預金に入れておく必要があります。

それらの割合は私は以下のように思っています。

現金は3ヶ月から半年分普通預金に入れておく。

20~30代40~50代60代退職後
2000万~
退職後
5000万
退職後
1億
退職後
2億
外国口座
ETF, 現金
余裕があれば積立コツコツ積立10%10%10%15%20%
貴金属0コツコツ積立10%15%15%15%15%
株,ETFNISAで最大積立NISA以外も積立残り45%50%50%45%
米国債
10年
005%20%15%10%10%
銀行預金50万円100万円200万円15%10%10%10%

暗号資産

私は2万円くらいしか買っていませんが、100万くらい買おうかなと思っています。 しかし、今後漁師コンピューターとなり解析技術がすごくなると、どうなるか私もわからないので怖いので何もしていません。

ダイヤモンド

金やプラチナは人工で作れない希少物質ですが、ダイヤモンドやどこにでも大量にある炭素(元素記号C)からいくらでも作れます。 今や天然のダイヤモンドより純度の高い透明のダイヤモンドが人工で作られています。 現段階でも人工ダイヤのシェアは36%になっていますが、20年後などは80%を超えるでしょう。 その時にはダイヤモンドの価値は下がると思っています。 なのでETFなどでもダイヤモンドを語る人はいないと思います。 金も実は海底から採掘できるようになると10倍以上取れるようになります。 なので採掘技術が上がると原油のように埋蔵量が増えて来る可能性もありますが、それでも希少は変わりない上に、新興国が買いまくっているので貴金属は価値は持続出来ると思いますが、ダイヤは確実に下がりガラス同様になるので装飾品としてはいいですが、金融資産防衛にはなりません。

私の金融資産

今は貴金属を徐々に増やしています。 積立をしていますが、5%や10%など落ちた時に、スポット購入で追加をしています。 金やプラチナの地金現物を買おうと思っているのですが、毎日高騰するので買えずにいます。  まだ全金融資産の7%程度ですが、18%くらいにしたいなと思っています。

今は高いので日本の個別株は手が出せず、あまり買っていません。 暴落が来たら買い増しします。 それまではNISA積立を進めます。 

日本の個別株に期待できるところはテンバガー狙いのグロースのAI DX関連は少し買っています。 日本は技術力がないので、成長が大きい米の技術関連株を買っています。 量子コンピューター関連は既に6倍になりました。 メタバースと空飛ぶ車関連を買っていますが、空飛ぶ車関連を買い増ししています。 次を探して米株で投資しようと思っています。

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