AISEO で簡単に90点取る方法です。 点数に大きく貢献するのはフォーカスキーフレーズで、次がタイトルとURLスラッグ。 これで大体 AISEO は、90点になります。 後は、メタ説明をいれて検索時に表示される内容がちゃんとしていればいいと思います。
日本語サイトでは AISEO の遷移語チェックを通らないので、日本語だけでは100点は取れませんが、100点を取るより、読者にとって有益で分かりやすい内容であれば上位に表示されるようです。 因みにこのサイトでは色々対応していませんが、94点になっています。
Snippet Preview
検索結果表示でどう見えるかPreviewで見えています。 このSnippet Previewでは編集できません。 以下の3つが表示されていて、それぞれを編集すると、このSnippet Previewが更新されます。
- ページのURLリンク
- 投稿タイトル|サイトのタイトル
- メタ説明
メタ説明(meta description)(重要)
検索結果で表示されるとき、タイトルの下にこのメタ説明が表示される。 最大160文字。 初期値では『投稿抜粋』が入っています。 しかしこの『投稿抜粋』は検索エンジンがページ内から勝手に内容を切出して検索結果表示に使うので、見たいと思う説明にならない事が殆どです。 なので、『投稿抜粋』は削除し、その代わり見たいと思う説明をキチンと入れた方が、ヒット率もあがるしSEO Headline Analyzerの点数も上がります。 『投稿コンテンツ』にすると、ページの文字が検索結果で表示できるだけ全部表示されてしまうので、だらだらと不要なところまで見えてしまう場合があるので、余りお薦めしません。 しかし『投稿抜粋』よりいいですし、かならず冒頭文から表示されるので、冒頭文を変更した際に、再度メタ説明に貼り付けなおす手間は省けます。
120文字だとページ分析の基本SEOの項目でメタ説明の長さが短いとされましたが、121文字ならOKになりました。 160以上では多すぎると出てきました。 なので121~160文字ですね。 空白は半角も全角も文字数に入りません。
フォーカスキーフレーズ(最重要)
ユーザーが検索する最も重要なキーワード。 しかし多くの人が使う単語をフォーカスキーフレーズ にすると、競争が高いので検索結果上位に表示されるのは大変です。 なのでもっと具体的に単語2つや3つ等にすると競争倍率が低くなり上位に表示されやすくなります。 長いキーフレーズはLong-tail-keyphrasesと呼ばれます。
AISEO の無料版では フォーカスキーフレーズ は1個しか使えません。 追加したい時は有料版が必要です。
キーフレーズの前後に半角スペースが必要です。 キーフレーズは以下の項目の網羅が必要です。
- タイトルに含まれているか
- メタ説明に含まれるか
- フォーカスキーフレーズの長さは (5~7文字はOKでした。)
- URLに含まれているか
- 冒頭文に含まれているか
- h2, h3 に含まれているか (8回入れたらOKになった)
- 画像のalt文字に含まれているか
ページ分析
Basic SEO、タイトル、読みやすさ(Readability)の3つの項目でSEOの点数が決まるみたいです。
Basic SEO
基本SEOの点数が決まるみたいです。 しかし10項目の内半分の5項目がフォーカスキーフレーズできまるのですね。
- フォーカスキーフレーズがコンテンツに含まれるか
- フォーカスキーフレーズが冒頭文に含まれるか
- フォーカスキーフレーズがメタ説明に含まれるか
- フォーカスキーフレーズがURLにふくまれるか
- フォーカスキーフレーズの長さ
- メタ説明の長さ(121文字以上でOKになりました)
- コンテントの長さ
- 2500文字でもOK
- しかしこのページが3321文字、見出し15の時はダメでした。何故かfar below the recommended minimum of wordsでした。
- もしかしたら半角スペースで区切られた、半角英語の単語が少ないからかな?
- 内部リンク(1個でOKになりました)
- 外部リンク(1個でOKになりました)
Title
- フォーカスキーフレーズが SEO タイトルに含まれるか
- フォーカスキーフレーズが SEO タイトルの最初にくるか
- 私の場合、最初に来ていないけどOKでした。
- タイトルの長さ
Readability
- イメージやビデオがコンテンツにあるか
- パラグラフの長さ
- センテンスの長さ
- passive voice(受動態?)
何のことか - 遷移語 「最初に」「例えば」「一方で」「ところで」「つまり」などですが、英語で入れないとだめみたいです。日本語はどうしたらいいのか?
- 連続した文章
- 連続して同じ英単語やフレーズでセンテンスが始まる場合にでるようです。
- リスト表現でも同じ単語で始まったらアウトになりました。 それで6点減点です。
- サブヘッドラインの分布
h2やh3が十分あるか。 - Flesch Reading Ease
Flesch Reading Ease Formulaで点数がつけられます。
206.835 – 1.015 x (平均単語数/センテンス) – 84.6 x (平均音節数/単語)
文章が長すぎる場合、『。』とスペースで区切ったりする。50.7ではFairy difficultでダメでした。
半角スペースを2ヶ所いれたら52.3になりましたがまだfairy difficultでした。 英単語の前に全角スペースか半角スペースを入れたら0.4点上がりました。『、』や『,』ではダメ。 その英単語の後ろに半角スペースを入れたら0.3点上がりました。 英単語の前後に半角スペースを入れまくって60.2点ではOKになりましたが、59.9点はアウトでした。 60点を超えなければならないようです。
またこのページは100点でした。 多分短いリスト表示が多いからだと思います。
URLスラッグ
URLスラッグ例
右の図の赤線の部分がURLスラッグ。
ページのパーマリンク(URL)最後の部分。
編集しているぺージを一度『下書き保存』するとURLスラッグを編集できるようになります。
URLスラッグを変更すると検索エンジンの過去の評価もリセットされます。
URLスラッグのルール
- 半角英数字を使用する。(日本人のみ対象の場合は、日本語もよい。)
- フォーカスキーフレーズが含まれている事。
- 論理的な単語で、シンプルなほど良いです。(2~4単語がよい)
- 複数単語を含む場合、単語間はアンダースコア『_』でなく、半角ハイフン『-』がSEO的良いです。
パンくずリスト(Breadcrumb)
『ヘンゼルとグレーテル』の話で、迷わないようパンくずを置いて行った事にちなんで、Webサイトを訪れたユーザーがどこにいるかを視覚的に分かりやすくした誘導表示の事。
- 階層表示
- カテゴリー表示
- 履歴表示(『戻る』ボタンと重複する事もあり非推奨)
カバレッジ
インデックスカバレッジの事で、インデックスとはGoogleサーチエンジンに認識されているかどうかという事。 インデックスされていなければ、検索結果に表示されない。
ステータス | メッセージ | 説明 |
---|---|---|
有効 ◆ ページはインデックスに登録されている。 ・サイトの100%インデックスされるわけではない。 ・インデックス登録には数日かかる場合もある為、インデックス登録リクエストをすると早く登録される。 | 「インデックス登録されましたが、サイトマップに送信していません」 | ◆インデックスされている状態だが、sitemaps.xml でURLを送信していない というステータスをあらわすもの。 ・インデックスされる事が必要であり、ステータスは特別に問題ありません。 |
除外 ◆ ページはインデックスに登録されていないが、サイト自体としては正常動作している。 | noindex タグによって除外されました | ◆noindexメタタグが < meta name="robots" content="noindex" > ・WordPressの場合、公開していなければ、このnoindexによって除外される。 |
クロール済み - インデックス未登録 | (以下Googleページ引用) ◆ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。 |
|
ページにリダイレクトがあります | ◆リダイレクトされているのでこのページはインデックス登録されていない。 ・WPの場合、スラッグを変更すると自動的に古いスラッグページからリダイレクトされる為、このメッセージがでる。 ・下のWPのDBでSQLを実行して古いリンクを探して古いリンクを削除する事で解消できる。 SELECT * FROM wp_postmeta WHERE meta_key = "_wp_old_slug" (注意)しかし元のページが登録されているかもしれない。 アクセスが多いがリダイレクト表示されている場合、古いリンクを消すとアクセスが減る可能性がある。 |
ユーザーエクスペリエンス
スマホなどのモバイル向けページ使い勝手の良さを数値化したもの。 PC向けだと関係ない。 以下の内容が尺度となる。
- 読込時間(LCP:Largest Contentful Paint) 2.5秒以内
- 初回入力遅延(FID:First Input Delay) 0.1秒未満
- 視覚的安定性(CLS:Cumulative Layout Shift) 0.1未満
- モバイルユーザビリティ:フォントサイズ、クリック可能要素がフレンドリーである事
- セキュリティ:マルウェアや不正なコンテンツが含まれていない事
- HTTPSである事
サイトに十分なアクセスが無いと数値化されない。
その他 SEO Headline Analyzer
記事のタイトルを評価する機能。
- 文字数
- 単語数
- Uncommon Word を使った方がいいそうです
- Emotional Word を使った方がいいそうです
- パワーワード を使った方がいいそうです
- タイトルの単語を文書内での使用
などで点数が付くようです。
英語サイトにしか対応していないようです。 日本語サイトではあまり関係なく赤表示の状態でも問題ないようです。
AISEO以外のGoogle検索指標
Core Web Vital は次の3つの指標で総合的に決められる。
- LCP
- FID
- CLS
改善方法はこのサイトが非常に分かりやすいです。
コメント