自分用のカスタムcssファイルをWordPressのサーバーに置いて読み込むだけです。 cssファイルにはVScodeからSSH通信で直接編集できるので、色もついて見やすく、編集画面の横幅や縦の長さも十分あり、リンティングでエラーヶ所も見えるので凄く快適です。
その別CSSファイルを取り込むには2つの方法があります。
- 自作プラグインphpでwp_enqueue_style()で読み込む(最終はこちらが推奨)
- カスタムCSSで@importで読み込む(こっちは簡単だけど低速)
一番いいのは自分のプラグインphpを作って読み込む
WordPressの場合、function.phpに記載するのが推奨されていますが、バージョンアップした際、function.phpも上書きされてしまうかもしれないのと、function.phpへの記述をミスった時、全ページ表示されなくなり復旧できなくなるのが怖いので、私は自分のプラグインmy-plugin-1.phpファイルを用意して、以下の様にichiri.cssを読込ました。 バージョン番号を更新したら、ブラウザが更新されたcssファイルをダウンロードします。
/*スタイルシートを読み込む方法 */ function add_css() { wp_enqueue_style( 'ichiri_css', // 適当な名前を設定 plugins_url().'/my-plugin-1/ichiri.css', // cssのパス array(), // style.cssより先に読み込むCSSは無いので配列は空 '0.0.01', // 適当なバージョン番号 false ); } add_action('wp_enqueue_scripts', 'add_css');
プラグインの作り方は簡単
- フォルダを作る。
- フォルダと同じ名前の.phpファイルを作る。
中身は<?phpで始まり ?>で終わるテキストファイル。 - フォルダごとzip形式で圧縮する。
- WordPressのプラグイン~新規作成~アップロードで、zipファイルをアップロードする。
- 『有効にしますか』と聞いてくるので有効にする。
- これで出来上がりです。 プラグイン一覧に表示されています。
後はプラグインエディタで自作のプラグインをプルダウンメニューから選択して編集。
詳細は、『WordPress 自作プラグインの作り方と php実行のショートコードの使い方』をご覧ください。
ここを参考にさせて戴きました。https://affi-sapo.com/67/
簡単にするなら @importで別のcssファイルを読み込む
WordPressの/ichiri.biz/public_htmlフォルダにあるichiri.cssにclass=”number_circle_blue”を書いた番号リスト(<ol>タグ)表示を飾り付けるスタイル記述がされています。このichiri.cssファイルを@import urlで読み込みます。
注意! @import分はカスタムcssの一番上に書く事。 先頭に書かなければ読み込まれません。
WordPressの/ichiri.biz/public_htmlフォルダの下にichiri.cssファイルを置いて、/public_htmlを省いて@import url()内に書けば読み込めました。(私の場合だけかもしれませんが)
@import url("https://ichiri.biz/ichiri.css");
WordPressの番号リスト表示は下の様に味気ない。
- ああして
- こうして
- こうなった
@import urlでichiri.cssを読み込んでおけば、<ol>タグにclass=”number_circle_blue”を追加で記述すると、下の絵の様におしゃれになります。
<ol class="number_circle_blue"><li>ああして</li><li>こうして</li><li>こうなった</li></ol>
- ああして
- こうして
- こうなった
注意!
2回目以降、cssファイルを変更しても内容が反映されません。 それはブラウザが前回のcssファイルをキャッシュ内に保存していて、cssファイルを更新しても、ファイル名が同じの新しいcssファイルを読み込んでくれないからです。なのでブラウザのキャッシュを消して再表示(スーパーリロード)が必要です。(私もこの罠に見事にはまりました。)
キャッシュを消して再表示方法
- Chrome、IE、Edge、Firefox
- Windows/Linuxでは『Ctrl+F5』
- Macでは『Command+R』
- Saferi
- Shiftを押しながら更新ボタンをクリック
これが更新ボタン
自分のデバッグの場合はスーパーリロード『Ctrl+F5』でいいですが、公開した時ユーザー側で更新したファイルが読み込まれず、新しいスタイルが反映されません。 WordPressの場合は、wp_enqueue_style()という関数を使ってcssファイルを取り込めます。 これであれば、関数内でバージョン記載を変えれば、ユーザー側にも取り込まれます。
おまけ1 (エックスサーバーでのフォルダ場所)
私の場合、Notepad++でichiri.cssファイルを作って、エックスサーバーの『ファイル管理』でichiri.cssファイルを/ichiri.biz/public_htmlフォルダにアップロードしています。
😭 Notepad++はSSHやFTPが設定できるので、エックスサーバー内のファイルを直接編集もできたのですが、何故か今はエックスサーバーに接続できなくなってしまいました。 (なんでかな?)
おまけ2 CSSが消える以外に困ってた事
管理や編集がややこしい
WordPressのカスタムCSSにCSSを書いていけばバージョンアップ等で消えないのですが、いろんなスタイル記述をCSSに書いていくと、カスタムCSSは1つの場所である事とカスタムCSSの表示も幅が狭く、CSS記述の表示が縦長になり、どこに何を書いたか分からなくなり管理がしづらいのです。 なので、自分のファイルにcssを記述出来れば、Notepad++やVScodeで幅広で大きく表示して見やすく、管理しやすいのでめちゃくちゃ便利です。
htmlの<link>での取込みは面倒くさい
下記のコードをhtml内に記述すると、cssファイルを取り込めるのですが、2点問題があります。
- 各ページに追記せねばならず面倒臭い。 ファイル数が増えたら、cssファイル取込みの記述の行も複数になり、後に新しいcssファイルを作ったら、過去のhtmlページにも全て追記しなくてはならない。
- WordPressではどこに書いて良いか分からない。 しかもWordPressは色々phpで制御されているので、あるバージョンの時に消されたり、phpない記述はバージョンアップで消えるし、何処に書いて良いか分かったとしても、勝手に消されるリスクがあると思います。
<link href=""https://ichiri.biz/ichiri.css" rel="stylesheet">
おまけ3 複数ファイル取込み動作した
まだ2つだけですが、自分のcssファイルを2つ作り、@import urlを2つ並べて記述したら、両方のファイルの記述も反映されました。 複数ファイルで出来ると、機能ごとに分けて管理できるので更に便利になると思っています。
カスケードは動作しませんでした。(´;ω;`)
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